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受験は中学受験に限らず、
高校受験、大学受験であっても暗記勝負です。
暗記力のある者が成績をどんどん上げることができて
合格することができる。

暗記力のある人、暗記力のない人、
確かに人によって能力差はあると思います。
でもその差は思ってるよりもはるかに少ないです。

では、どうして成績の差が生まれるのか?
成績の良い子は学んだことを確実に
知識として累積させていくことができます。
成績の良くない子は、学んだことを
累積させていくことができない。

その両者の違いはどこにあるか?
もともとの頭の中身が違うなんてことはありません。
毎日、長時間勉強しているにもかかわらず成績が上がらない。
その原因は、復習する要領をつかんでいるかどうか。
それに尽きます。

そこで、今回は最大の暗記科目である算数の
効果的な復習方法について書いていきたいと思います。
効果的ではありますが、かなり面倒臭いです。
親の作業量はかなりのものとなります。
覚悟してください。

まず、間違えた問題を全てカード化します。
前々回作ったようなカードです。
c0337992_09405600.jpg

これが実物の裏面。
ダイソーA4サイズのカラー模造紙20枚入りに裏表印刷し、
上下を切断。100円で40枚分ですね。
表面には問題だけが印刷してあります。
裏面の解説のところには、解説だけではわかりにくいところに
補足的に書き込みを加えてあります。
こういったひと手間は思い出す際の手がかりを
増やすことにもつながりますので
できるだけ書き込みを入れましょう。

このようにカード化してしまえば、管理なんて簡単です。
一定枚数以上(我が家では70枚)たまったら、
枚数が半分くらいに減るまで復習を強制的に行います。
※もちろん、それまでにもこまめに復習するのを忘れずに!

一度間違えた問題ばかりがカード化されていますので
その後、連続で3回正解することができたらカードをリングから外します。
もちろん、適度に間隔は開けてください。
3日連続で正解できたからOKというのはちょっとね。
そして、リングから外したカードも定期的に復習の機会は設けてください。
1か月後にすることができればベストです。

とにかくカード化してしまえば、
復習が必要な問題集は一目瞭然です。
そして、裏面には問題と解説が一体化されていますので
復習の際にわざわざ、問題と解説、そして自分で解いたノートの3か所を
見比べる必要はありません。
カード化した後の復習の手間は、
普通のやり方の半分以下です。

試験直前の時間の限られたときに
1科目1日で見直せる教材加工って大事だと思いますよ。

間違った問題のカード化はかなりの手間かとは思いますが、
慣れてしまえば、大したことではありません。
最初に算数の問題集の全ページをスキャニングしてしまえば
あとは単なる切り貼りだけです。

お父さん、お母さん、受験に失敗する我が子を見るのが嫌ならば、
積極的に受験に参加しましょう。
教えることができないのであれば、
作業はすべて引き受けましょうよ。


算数はもともと向き不向きがあり、
向かない子にはどう頑張っても越えられない壁があり、
それはセンスの問題だからどうにもならない。

これって、大人によくある誤解で、
おそらく、大学受験の際、
理系文系と分けられることに起因するものだと思います。
実際、私立文系志望だった自分もそう思ってました。

でも実際にはそうじゃないんですよね。
算数の得意な子は、幼い頃、他の子どもより早く
計算のパターンを学び、掛け算九九を暗記し言えるようになり、
算数ができるようになった。好きだから
どんどん先に進み、小数分数の計算をマスター。
塾に入っても、出来るもんだから
どんどん問題を解くようになり、
問題を解くパターンを頭の中に知らぬ間に累積させていく。

幼いころ、算数で出遅れちゃった子どもは
他の子が算数出来る原因を才能のせいにしてしまう。
本当はコツコツやる努力が足りてないだけなのに。
しかも、小学生の間であれば
簡単に取り戻せる程度の遅れなのに、
端から無理だとあきらめてしまう。

算数は暗記科目である。
しかも、中学受験4科目の中でもっとも暗記量が要求される
これに気付くことができれば、
あとは黙々と算数の解法パターンを身に着けていくだけ。

具体的には、問題を読んですぐに解法が浮かばなければ、
解説をすぐに読み込んで理解し、
1日のノルマを終えたときに、間違った問題を解きなおす。
解説を読んだだけで、わかった気にならないことが大切。
わかることと、できることは全く違います。
その日のうちに必ずやり直す。
いかに記憶がいい加減かということに気付かされます。
その日のうちにやり直してできなかった問題が
後日できるようになるわけありません。

その日のうちにやり直した後は
翌日、また必ずやり直しましょう。
できれば翌朝にやるのがベストですけど。
そして、完全に忘れてしまう前に
再度解きなおす。
どのくらいの間隔で解きなおすのかは
その子の理解の深さ、真剣度にもよるので
一概には言えませんが、
1週間以内に解きなおした方がいいのは間違いないです。

・初見で解けた問題⇒2度とやらない
・初見で間違えた問題⇒適度な間隔をあけて
           3回連続正解するまでは繰り返し解く。

あとは、その間違えた問題を管理するシステム構築が
小学生には難しいのですけど。
その解決方法は、算数の勉強の仕方2 で書くつもりです。

東京地区での中学受験本番まであと60日と少し。
本当にもう時間がありません。

カード作りなどの作業や、スケジュール作成、
勉強法考察などの、直接点数に結びつくわけではないことで
時間を費やしてる場合ではないのです。

カード作りぐらいやってあげちゃいましょう。
社会の年号のデータなんてインターネット上にいくらでも落ちています。
パソコンを使いこなせる人であれば、
厚紙の裏表にプリントアウト⇒カードサイズに切断⇒単語カード化
なんてこともホンの数時間でできるでしょう。
子どもが年号の暗記カード自作しようと思ったら、
それだけで3日はつぶれます。

現在、うちでは算数プラスワン問題集で解けなかった問題をスキャンデータ化し、
A5サイズのカードの裏表に印刷してカード化しています
あらかじめ全問スキャンしてあるので、間違った問題だけを切り貼りして印刷するだけです。
A4の厚紙に2問ずつ表には問題だけ、裏には問題と解答解説を印刷します。

裏面の一例です。表は解説の部分がないだけです。
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こうして、あとは上下を切断すればカード完成。
解説だけでは理解しにくいところだけ、カードに手書きで書き加えます。

後日、3回正解すれば、リングから当該カードを外します。
外した後は、試験直前の見直し期まで保管。

間違いノートならず、間違いカードの完成。
間違った問題をコピーして、ノートに切り貼りしたりするよりも
短時間でできますし、体裁もいいので子どもには好評です。



by 38karano | 2014-11-25 22:09 | 勉強法
うちの子はゲーム大好き。
PS3のゲームソフトを予約して昨日の発売日に入手していたのだが、
受験生にはやる時間などあるわけもなく、
そう簡単にやらせるつもりなど毛頭なかったのだが、

今日、ほとんど手付かずであった歴史年号カードの前半部分60枚の暗記をさせようと
『順序ばらばらにしても完全に覚えられたら、寝る時間までゲームしていいよ』
という約束をした。
夕食後の7時からはじめて、休憩も取らずに夜9時半には完全に覚えたようである。

もちろん、明日以降も繰り返さないとどんどん欠落していってしまうので
繰り返すつもりだが、復習は1日2分ほどで終わる。
1週間で定着するだろう。

それにしても、エサを目の前にぶら下げた時の集中力って恐ろしい。
こんな約束してなかったら半分も覚えられたかどうか…。

ちなみに歴史年号を覚えさせるときは「語呂合わせ+歴史の流れ」で
かなり効率よく覚えられます。

たとえば、「壇ノ浦の戦い」は1192作ろう鎌倉幕府の少し前のはずだから…1185!
「長岡京遷都」は794ウグイス平安京より前に桓武天皇が移した都だけど、
よくないことがいっぱいおこったから10年で平安京に遷都したんだよね~。
「承久の乱」「平治の乱」「保元の乱」がごちゃごちゃだったので
「承久の乱」は3代将軍源実朝が暗殺された後の、北条氏と後鳥羽上皇の権力争いだから
鎌倉時代でしょ。しかも北条氏が活躍する前だから1200年代の前半とわかるよね。
「保元の乱」で新たに平清盛・源義朝の対立が起きて3年後に起こったのが「平治の乱」でしょ。
だから保元の乱だけ語呂合わせでイイコロ1156と覚えておこうよ。

といったように、原因⇒結果の関係、歴史の流れを考えていけば、
年号を下手な語呂合わせオンリーで覚えるよりも労力は少なく、
論述問題にも有利です。

私は予備校生時代、河合塾の石川晶康センセーに徹底的にこの方法を叩き込まれました。
20年たった今でも第一人者としてご活躍なされてることにビックリ。

by 38karano | 2014-11-14 22:10 | 勉強法
中学受験に限らず、受験勉強は全て
『浅く、広く、何度でも』これが基本です。
もちろん、大学の研究所にでも入ったのなら
深く、狭くにウェイトを置くことになるでしょうが、
受験勉強に関して、最短距離を行こうと思うのであれば
『浅く、広く、何度でも』これしかありません。

塾で1年間かけて1冊のテキストを完成させて、
復習もちょくちょくやってるから、都合3回はやったことになるかな?
という感じで満足している子が普通だと思います。
しかも、3回も復習しているならまだマシなほうで、
1回塾でやって、宿題こなしただけ。という子が大半でしょうか。

私が言いたいのはそんなレベルではありません。
少なくとも20回、できれば、50回を目標にしてほしいのです。
そんな時間はないと言われそうですが、
最終的には1日2時間で1教科の全範囲は
復習可能になるレベルですから
6年の夏休み以降にスタートしたとしても十分達成できるのです。

だいたい、どの子も時間かけすぎなんですよ。
理科社会で1ページに20分、30分かけてるようでは
そりゃ、数年かかりますよ。
4年生から塾で理科社会やるわけです。
全範囲を終えたころには数か月、いや数年たっていて、
最初にやったことなど、はるか忘却のかなた。

1ページ1分かからない勉強方法にすれば
社会のメモチェで言えば、160分で1回転できます。
地理、歴史、公民の3分野に分けてやるのであれば、
一分野で1時間弱。
もちろん、回数が増えるにしたがって時間はどんどん早くなりますから
もっともっと短縮されます。

要は答えを機械的に覚えていけばいいだけのこと。
何回、目を通したか、それで決まります。

1ページ20分かかるところを1分でやるにはどうすればいいの?
って思うかもしれませんが、それについては今までもしつこく書いてきたので
読んでいただければと思います。

一言で言えば、1分でやるには1分でできることしかしない。それだけです。
あとは、1分でやるためのテキストの加工は忘れずに。
この加工は結構時間がかかるので、テレビをだらだら見たり、携帯いじり、
昼間のランチ会、ネットサーフィンしてる暇があれば親御さんがぜひやってあげてください。


by 38karano | 2014-11-13 06:05 | 勉強法

理科、社会が苦手という子がいます。
4年生から塾に通い、毎週授業を受け宿題をこなしているにもかかわらずです。

反対に6年生の夏休み明けから頑張っても
余裕で偏差値60超を出す子もいます。
この違いはどこから出てくるのでしょう。

もともとの地頭の差(‘じあたま‘ね。‘じとう‘じゃないよ。)なんかではなく、
やり方の問題です。

四谷大塚の予習シリーズや、日能研のテキストなど見てみると
「こんなことまで覚えるの?」
「こんなの今覚えてもわすれるだけだよ。」
ということばかり。

四谷大塚であれば、社会理科の教材として最低限、
予習シリーズ+サブノート+演習問題集+毎週のテスト+模試+過去問
が与えられることに。

フツーの子にこんなにできるわけがありません。
できたところで、覚えられるわけがありません。

塾のテキストは漏れがないように作られています。
最難関校の問題ですらきちんと合格点をはるかに超えた点数が取れるように。
もし、出題された問題がテキストに書いてなかったなんてことになれば
塾の信用問題にかかわりますから。

これを共通テキストとして、全レベルの子たちが使っているわけですから
大半の子は使いこなすことができなくなるのです。
全部覚えられるわけがないし、どこを覚えればいいのかもわからない。
何冊にも分かれているので、重複も結構ある。

そこで、6年生の夏休みになって四谷大塚では四科のまとめ
日能研ではメモリーチェックを配布することになるのです。
要は、これだけは覚えておいてね。まとめておいたから。
ってこと。
ならば、最初からこれだけを徹底的に覚えた方が早いです。

メモリーチェックでいえば、空欄になっているところだけ覚えるのではなく、
問題文中に出てくる他のキーワードも含めて覚えるようにしましょう。
左ページよりも、右ページの問題重視です。
右ページが解けるようになり、キーワード学習も終えたなら、
全く問題に出てこなかった知識だけ左ページでさらいます。

最初から完璧に見開き1ページずつやろうとすると
失敗することになります。
うちの子で言えば、
1回目は 8割~9割ができない状態でした。
 私が補足説明を加えながら解説を加えていく。漢字で注意するところや、
時代背景、歴史の流れなどを説明。

2回目~10回目 間違ったところは全てメモチェに書き込んであるので
それをどんどん声を出して読んでいく。音読するのがポイント。
覚えようとする必要はありません。どんどん読むのです。
全問やらなくても構いません。まずは大問1の穴埋め問題だけでいい。
慣れてきたら大問2、大問3も混ぜていきましょう。
出題されそうなのは穴埋めになっている部分だけではありません。
穴埋めになってない部分も重要です。
下の画像で言えば、(1)‘1192年‘という年号や、
源氏の氏神が祭られている‘鶴岡八幡宮‘なんかも一緒に覚える必要があります。


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そして、読みやすくするためにキーワード、穴埋めを完成させるのに必要な部分のみを
短く蛍光ペンでマークしていきます。マークした部分だけを読んでも意味が通じるように。
ここまでテキストを加工してしまえば、1ページ1分ほどで復習することができます。
地理、歴史の復習があわせても1時間ほどでできるようになります。

11回目以降、音読する必要はないかなと判断できた時点で構わないのですが、
あとは、黙読でさらにスピードを上げていきましょう。
余裕が出てきたら、左ページの重要事項のまとめの部分のキーワードにも
どんどん目を通しましょう。

メモチェが完璧になれば、今度はコアプラスで最終仕上げ。
漏れをなくしましょう。
コアプラスが完璧ならば、8割以上は解けるはずですので
たいして時間はかかりません。

解らなかった問題だけをキーワードを意識して覚えていくのです。
社会であれば、だいたい3カ月くらいでここまでできると思います。
4年生から3年間もかけるから余計にわからなくなるんだと思います。
もちろん、コアプラスとメモチェで対応できない学校は
他に対応が必要だと思いますけど、H26の開成中学校の
入試問題でメモチェで解けない問題は57問中10問でした。
メモチェだけでも8割は正解できるということ。
しかも解けない10問も常識で解ける問題も含まれてますね。
大人の常識と子どもの常識は違うのでそこのところは悩みどころですが、
メモチェ+1~2問解ければ、合格者平均には達すると思います。

それにしても開成の社会は基本事項ばかりですね。
基本事項ばかりながらも論述対策が必要な麻布や、
その場で考える問題、論述が多い栄光なんかと比べれば
点数は取りやすいですね。
その代り、8割以上正解が必要みたいですけど。


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以下 11/29追記

メモチェに掲載されている知識と、開成中の今年度の過去問を照らし合わせてみました。
メモチェでは解けない問題は10問。一の谷の戦いはメモチェに載ってないんですね。(;´Д`)

メモチェで82%とれます。
ここからさらに上の点数を目指そうとすると、
2~3点伸ばすのにこれまでと同じくらいの努力が必要となりますので
社会が一番出来が悪いんだよ…という人以外はやめた方がいいかと思います。
まずは弱点科目をなくす。それが優先事項。

1000個の最重要知識を覚えて80点取れるとしたら、
85点取るにはさらに1000個の周辺知識を覚えないといけないということになります。
試験に出る80%は、全テキストの20%から出題される。
パレートの法則ですね。
その20%が効率よく掲載されているテキストが社会で言えば、メモチェになります。
ほかにもそんなテキストはあるかと思いますが、
使っている人が一番多いテキストを使っていれば、
他の人が取れてるところを取りこぼすということがなく無難と言えるのでないでしょうか。

本当はメモチェにもいろいろ改良してほしいところはあるんですけどね。
それは、いろいろ加工することで良しとしています。




塾に通っていると、4年生から理科社会の授業ってありますよね。
これってどう考えても非効率な気がします。
4年生、5年生の間は国語、算数のステップアップに全力を注ぐのがベストで、
算数が完成していれば、理科と社会は6年生の夏休み明けから
怒涛のごとく暗記をしていけば、間に合います。
メモリーチェック、コアプラスを完璧にしても
合格者平均点をとれない学校はもう少し早くからやる必要はあると思いますけど。

こうすると、6年12月までの模擬試験では、
合否判定が最低ランクになるのは仕方がないことですが、
模擬試験で合格点を取ることが目標でないので構いません。

6年生の夏までは、息抜きに『まんが日本の歴史』を読むこと、
学校の授業をおろそかにしないこと。この程度で構わないと思います。

もともと、理科社会で合格者と不合格者の間に大きな点差がつくことはなく、
必要以上にやっても合格に結びつくものではありません。
皆ある程度はできるが、できない問題は皆ができない。
こういうものなんでしょう。

理科社会を短期間で仕上げる方法は過去に書きましたので
そちらをご覧ください。


メモリーチェック、コアプラスと
過去問の距離を測ることは事前に親御さんが必ずやってください。
その2冊の知識だけで合格者平均点が取れないような学校であれば、
さらに問題演習が必要になります。
論述問題ばかり出る学校では論述対策で1冊、
資料読み取り、思考問題が出るところは
それ専用の問題集を1冊解くことが必要になりますね。

理科では『新小学問題集(中学入試編)1~3』を
軸にして、全問解けるようになったら、
あとはひたすら過去問演習を繰り返すことになります。

全体の85%の子どもは偏差値60以下なので
大部分の受験生はこれで十分足りると思います。
というよりも、メモチェ、コアプラスが
完璧な受験生ってほとんどいないと思います。

by 38karano | 2014-11-11 06:47 | 勉強法
目的、受験生にとって最終目的が志望校合格なのはいうまでもありません。
偏差値を10上げる、組み分けテストで最上位クラスを維持する、
そんな目的を掲げている人も多いと思います。

でも、これは目的というよりも、目標ですね。
目標は掲げていても、目的を考えずに勉強してる子が多いと思います。

具体的に言いますと、たとえば1時間で2ページ勉強するとして、
その2ページ分の問題をどこまで学習するのか。
(1)解いて○×を付けるだけでいいのか?
(2)解いて、解説を読むだけでいいのか?
(3)解いて、解らない問題を明らかにしたうえで、解らない問題を徹底的に暗記するまで繰り返したいのか?
ここのところを明らかにしないで漠然と問題を解いている子が多いと思います。

もちろん、(3)のレベルを目指してるのはいうまでもないのですが、
(1)(2)のレベルで勉強を終えてしまっている子が大半で、
結局、時間かけて問題解いただけで無駄に時間を費やしてしまっています。
これでは無駄が多すぎます。

一度、お子さんの勉強のやり方をチェックしてみてはいかがでしょうか?
答え合わせしたあと、きちんと解説を読み込んでいるのか?
読み込んだ後に問題を解きなおしているのか?
できれば30分~1時間以上時間を開けて解き直ししていると効果が高いです。
さすがに解説読んだ後なら誰でも出来てるでしょうし。

あと、解らない問題を徹底的に暗記させたいのなら
翌朝の復習も必要だと思います。
もう本番まで3カ月を切りましたから、
夜型から朝方に切り替えて、毎朝1時間勉強させるのもいいでしょう。

余程しっかりしたお子さんでない限り
お子さん任せにしていると、無駄が多い勉強になってると思いますよ。
こういったことは塾や家庭教師の先生には手の届かないところです。
親御さんの出番だと思います。

by 38karano | 2014-11-05 06:29 | 勉強法
小学生の時の私は算数が得意科目(好きなだけ?)でした。
ただし、その成績はムラがあり、塾でもクラストップのときもあれば、
クラス平均ギリギリのときもありました。

今回、息子と一緒に勉強してみて思ったのですが、
算数は思考力の問題だと勘違いしていたのがムラの原因だった気がします。
好きな単元の問題は数多く解き、
苦手な単元は避けるということをしていたんですね。

思考力なんて、灘開成クラスの学校に比較的短時間の勉強で
合格できるような秀才以外は関係ない話。
思考力があるから俺は算数ができるんだと小学生の時は思い込んでたのですが、
好きな単元は数多く問題をこなしていたために
認識パターンの蓄積が多かっただけだったのでしょう。

息子の志望校の算数過去問を色々とみてみたら、
浅野中で5割、それ以外の攻玉社、サレジオ、神大附属、山手学院では
7割以上が見たことあるような問題で占められています。
見たことある問題を解くのに思考力なんて全く必要ありません。
偏差値60までの学校では算数は単なる暗記科目です。

だとしたらやることはただ一つ。
ひたすら、問題の解法パターンを覚えるということ。
文章問題で4分、図形問題では2分、そのほかの問題は3分考えて
わからない場合はすぐに解答を見るもしくは解説を聞く。
それを何度も繰り返し、
問題を見た瞬間に解法が浮かんでくるまで鍛錬を繰り返す。

偏差値60以上の学校の問題でも、
いくつかの解法パターンの組み合わせ、
もしくは見方をかえてるだけだと思うので
基本形で瞬間的に解法が浮かんでくるようになれば、
私が昔、思考力と勘違いしていたような力も
合わせてついてくるのではないかと思います。

そこで昨日から新しい算数の問題集をはじめました。
栗田哲也先生の『スピードアップ算数 発展』
他に応用のきかないような、非典型問題を省き、
また複雑な計算の必要ない数値設定。
短時間で頻出問題をつぶすのにかなり適しています。
初見ではかなり非現実的な時間制限が設定されていますが、
2,3回目にはその設定時間内で解けるようになるでしょう。

問題は100ページちょっとありますが、
見開きの右ページは解法パターンの思い出しを
補助するためのイラストページですので実際には50ページほど。
毎日見開き2ページずつこなしていけば1カ月で攻略できそうです。
復習にはあまり時間のかからない問題ばかりですので
15分もあれば、数日分の復習ができるので1か月内に3~4回は
解くことができるのでないでしょうか。

のこり3カ月、算数はこの問題集と過去問、
そして、今までやった問題の復習だけで終わりそうです。


by 38karano | 2014-11-04 07:01 | 勉強法
うちの子は塾に通っていません。
すべて、父親である私が教えています。

塾講、家庭教師の経験はありますが、
それは全て学生の頃の話。20年近く昔の話。
ちなみに中学受験経験もあります。

今回、息子の受験を塾なしでと思い立った背景には

・偏差値30台の子が6年生から塾に通ったところでどうにもならない。たとえ、偏差値40台になったとしても、そんな成績で合格できる学校に行くのはお金の無駄。
・結局はしつこく復習を繰り返した者が合格できるのに、現行の塾のスケジュールではいいところ2回ほどしか復習ができない。
・我が子のことを一番わかっているのは親自身。
・塾任せにしない分、子どもとの時間が多く持てるし、塾通いの時間の無駄を省ける。
・子どもに勉強を教えるなんて、楽しいことを他人に任せるなんてもったいない。
・塾に通って成績が上がる子は、結局はその子自身ががんばっているから上がるのであって、塾は単にスケジュールを組んでくれているだけである。
・塾で教わる知識は書籍を読めば事足りるものばかり。
・子どもにわざと解答・解説なしのテキストを与えておいて、授業でそれを解説するだけの授業が多い。ふざけているの?
・4年生から理科社会の授業をする意味が分からない。また、6年生から塾に入っても、4,5年の範囲のキャッチアップは自分でするしかない。

私は小学生時代、関西の某大手進学塾に通っておりました。最上位クラスに所属し、成績もそこそこでしたが、そこでの授業が今思えばひどいものばかり。

・国語の授業は、先週やった小テストの解説をした後は、延々と先生が無言で板書したものをノートに写し、授業の終わりまでに提出。汚いとやり直しさせられる。
⇒写経じゃないんだから…。

・算数の授業は解答解説のないテキストの解説を講師が黒板に説明しながら書いていくのを写すだけ。
⇒最初から詳しい解説配ってしまえば、先生はいらない。

これで成績上がると思いますか?最上位クラスの先生ですらこの始末。
もちろん、バイト講師ではなく、40歳以上の専任講師でしたよ。
下位クラスの講師は推して知るべし。

こんな授業に6年生の1年間だけで100万も出すなんて馬鹿げています。

ただ、塾に行かないことによるデメリットも確かに存在します。
・競争相手がいない。
・周りの子の状況がわからない。
・親は自分の自由になる時間をつぶして、勉強をして子どもに教えなくてはならない。
・さすがに御三家クラスを目指すのであれば、親が教えるのは限界を超えている。

こんなところでしょうか。デメリットはメリットと比べると少ないですね。
あとは、場馴れのため模擬試験などををいくつか受けさせて、塾に利用されるのではなく、利用する側の姿勢を貫きましょう。

模擬試験の合格可能性なんてものもあまり信用しないで構いません。
志望校の過去問を解いてみて、過去5年間で何回合格最低点を上回ることができるのか。それで可能性を決めましょう。
5回中、3回上回ったのなら合格可能性は60%です。志望校の入試問題とは毛並みの違う模擬試験を受けての合格可能性なんて無意味です。

大学受験界では勉強を教えずに、勉強のやり方を教え、スケジュールを組むだけの予備校が最近台頭してきました。
この考え方には賛成です。問題の解き方なんてちゃんとした参考書を読んだ方が、アルバイトの講師に教えてもらうより何倍も身につきますし、時間も節約できます。
なんで、予備校のテキストって最初から解答を配らないのですかね。

子どもは答えを見て、宿題を済ませてしまうからというのが建前なんでしょうが、本音のところは、先に解説渡しちゃうと、先生が必要なくなっちゃうから。そんなところでしょう。

解説は最初から渡して、解説だけでは理解しにくいところ、解説だけでは不十分なところを補足説明、また暗記がしやすいように情報を整理したり、覚えやすく語呂合わせを考えたりしてくれるのが塾の役目だと思うのですけど。
また、その子の理解が薄いところを他のテキストから類題を引っ張ってきて解かせて、理解を深めさせる。そういったケアが必要なんだと思います。

親が教えない限り、結局のところ個別に家庭教師を頼むしかないんでしょうね。しかもアルバイト家庭教師ではなく、実績のあるプロ家庭教師。できれば週3回以上。
毎月10万円以上は軽く飛んでいきますね。

お子さんの塾代稼ぐために、お母さんがパートに出て小銭稼いでくるくらいなら、お母さんが家で勉強してお子さんに教えた方が何倍もいいと思いますよ。

by 38karano | 2014-11-01 08:20 | 勉強法