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理科、社会が苦手という子がいます。
4年生から塾に通い、毎週授業を受け宿題をこなしているにもかかわらずです。

反対に6年生の夏休み明けから頑張っても
余裕で偏差値60超を出す子もいます。
この違いはどこから出てくるのでしょう。

もともとの地頭の差(‘じあたま‘ね。‘じとう‘じゃないよ。)なんかではなく、
やり方の問題です。

四谷大塚の予習シリーズや、日能研のテキストなど見てみると
「こんなことまで覚えるの?」
「こんなの今覚えてもわすれるだけだよ。」
ということばかり。

四谷大塚であれば、社会理科の教材として最低限、
予習シリーズ+サブノート+演習問題集+毎週のテスト+模試+過去問
が与えられることに。

フツーの子にこんなにできるわけがありません。
できたところで、覚えられるわけがありません。

塾のテキストは漏れがないように作られています。
最難関校の問題ですらきちんと合格点をはるかに超えた点数が取れるように。
もし、出題された問題がテキストに書いてなかったなんてことになれば
塾の信用問題にかかわりますから。

これを共通テキストとして、全レベルの子たちが使っているわけですから
大半の子は使いこなすことができなくなるのです。
全部覚えられるわけがないし、どこを覚えればいいのかもわからない。
何冊にも分かれているので、重複も結構ある。

そこで、6年生の夏休みになって四谷大塚では四科のまとめ
日能研ではメモリーチェックを配布することになるのです。
要は、これだけは覚えておいてね。まとめておいたから。
ってこと。
ならば、最初からこれだけを徹底的に覚えた方が早いです。

メモリーチェックでいえば、空欄になっているところだけ覚えるのではなく、
問題文中に出てくる他のキーワードも含めて覚えるようにしましょう。
左ページよりも、右ページの問題重視です。
右ページが解けるようになり、キーワード学習も終えたなら、
全く問題に出てこなかった知識だけ左ページでさらいます。

最初から完璧に見開き1ページずつやろうとすると
失敗することになります。
うちの子で言えば、
1回目は 8割~9割ができない状態でした。
 私が補足説明を加えながら解説を加えていく。漢字で注意するところや、
時代背景、歴史の流れなどを説明。

2回目~10回目 間違ったところは全てメモチェに書き込んであるので
それをどんどん声を出して読んでいく。音読するのがポイント。
覚えようとする必要はありません。どんどん読むのです。
全問やらなくても構いません。まずは大問1の穴埋め問題だけでいい。
慣れてきたら大問2、大問3も混ぜていきましょう。
出題されそうなのは穴埋めになっている部分だけではありません。
穴埋めになってない部分も重要です。
下の画像で言えば、(1)‘1192年‘という年号や、
源氏の氏神が祭られている‘鶴岡八幡宮‘なんかも一緒に覚える必要があります。


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そして、読みやすくするためにキーワード、穴埋めを完成させるのに必要な部分のみを
短く蛍光ペンでマークしていきます。マークした部分だけを読んでも意味が通じるように。
ここまでテキストを加工してしまえば、1ページ1分ほどで復習することができます。
地理、歴史の復習があわせても1時間ほどでできるようになります。

11回目以降、音読する必要はないかなと判断できた時点で構わないのですが、
あとは、黙読でさらにスピードを上げていきましょう。
余裕が出てきたら、左ページの重要事項のまとめの部分のキーワードにも
どんどん目を通しましょう。

メモチェが完璧になれば、今度はコアプラスで最終仕上げ。
漏れをなくしましょう。
コアプラスが完璧ならば、8割以上は解けるはずですので
たいして時間はかかりません。

解らなかった問題だけをキーワードを意識して覚えていくのです。
社会であれば、だいたい3カ月くらいでここまでできると思います。
4年生から3年間もかけるから余計にわからなくなるんだと思います。
もちろん、コアプラスとメモチェで対応できない学校は
他に対応が必要だと思いますけど、H26の開成中学校の
入試問題でメモチェで解けない問題は57問中10問でした。
メモチェだけでも8割は正解できるということ。
しかも解けない10問も常識で解ける問題も含まれてますね。
大人の常識と子どもの常識は違うのでそこのところは悩みどころですが、
メモチェ+1~2問解ければ、合格者平均には達すると思います。

それにしても開成の社会は基本事項ばかりですね。
基本事項ばかりながらも論述対策が必要な麻布や、
その場で考える問題、論述が多い栄光なんかと比べれば
点数は取りやすいですね。
その代り、8割以上正解が必要みたいですけど。


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以下 11/29追記

メモチェに掲載されている知識と、開成中の今年度の過去問を照らし合わせてみました。
メモチェでは解けない問題は10問。一の谷の戦いはメモチェに載ってないんですね。(;´Д`)

メモチェで82%とれます。
ここからさらに上の点数を目指そうとすると、
2~3点伸ばすのにこれまでと同じくらいの努力が必要となりますので
社会が一番出来が悪いんだよ…という人以外はやめた方がいいかと思います。
まずは弱点科目をなくす。それが優先事項。

1000個の最重要知識を覚えて80点取れるとしたら、
85点取るにはさらに1000個の周辺知識を覚えないといけないということになります。
試験に出る80%は、全テキストの20%から出題される。
パレートの法則ですね。
その20%が効率よく掲載されているテキストが社会で言えば、メモチェになります。
ほかにもそんなテキストはあるかと思いますが、
使っている人が一番多いテキストを使っていれば、
他の人が取れてるところを取りこぼすということがなく無難と言えるのでないでしょうか。

本当はメモチェにもいろいろ改良してほしいところはあるんですけどね。
それは、いろいろ加工することで良しとしています。




前回の続きになりますが、
メモリーチェック社会を完璧にこなすだけで
合格できるのかという問題が次に出てきます。

個々の志望校の傾向との照らし合わせてみてください。
過去問を数年分チェックして
メモリーチェックの知識だけで解けない問題が
どのくらいの割合存在するのか?

そして、メモチェ知識だけで
合格者平均点からどのくらい上、もしくは下の
点数になるのか。
それをチェックしないといけません。

それがわかれば、次にどんな教材を使えばいいのかは
見えてくると思います。

くれぐれも応用自在、自由自在、特進クラスの社会などの
辞書本を使うなんて間違った選択はやめてくださいませ。
広辞苑はわからない言葉を調べるものであって、
最初のページから読んで、
日本語を覚えるものでは決してないのですから。

受験参考書においては大は小を兼ねません。

この時期になると、偏差値65以上の最難関中学を
受験するような子たちを除いて、
社会はメモリーチェックや、四科のまとめ、
コアプラスなどをフル活用しているパターンが多いと思います。

でも、覚えることが多すぎてなかなか先に進まないし、
先に進んでもどんどん前にやったことを忘れるザル状態に
陥っているという悩みを多くの子が抱えています。
特にうちの子のようにこの時期になって
社会、理科を慌てて始めたなんて子はなおさらです。
子どもだけに任せていたら、到底終わりません。お手上げ。

それでも、年内にどうしてもメモチェの内容は頭の中に完璧に叩き込みたい。
とにかく短期間で!!

そこはもう、お父さん、お母さんの出番しかありません。
親バカ過保護っぷりを存分に発揮するところです。
ここでやらなかったらもうお子さんが2月に泣くのは目に見えてます。
でも、受験経験などないし、勉強なんて教えてやれない。
具体的にどうやってやればいいんだよ。
と思ってる親御さん多いですよね。
今日はうちのやり方を公開します。

まず、最新版の『メモリーチェック社会』を2冊用意します。
今なら2014年度版が最新ですね。1冊は親御さん用です。

そして、左側のページはどうでもいいので、
右側の問題ページのみどんどん子どもに解かせます。
解く際ですが、書いていては時間が足りないので、口頭で答えさせます。
隣で親御さんはもう1冊のメモチェと解答を見ながら、
お子さんの解答があっているかをチェック
そして、間違えていたところオレンジのボールペン
親御さん用のメモチェに答えを直接書き込んでください。
メモチェは問題の半分以上が穴埋めなので、
答えの書き込みは簡単なはずです。
これで、お子さん専用間違いノートの完成。

そして、短期間で復習ができるようにさらに加工します。
これも親御さんがやってください。
オレンジの蛍光ペンを用意し、
間違えた箇所引き出すためのキーワードとなる問題文にラインを引いていきます。
たとえば、79ページの公害のところですとこの画像のようになります。

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復習の際にはこのキーワードのみを音読で読ませていくのです。

・水のよごれ⇒瀬戸内海⇒(赤潮発生)⇒養殖業⇒大きな打撃

・農業⇒ゴルフ場⇒使う⇒農薬⇒リンや窒素⇒藻が繁殖⇒水質が悪化⇒(富栄養化)⇒問題

・地盤沈下⇒(地下水)⇒くみあげ⇒兵庫県⇒(尼崎)⇒東京⇒江東区

最低限意味がつながっていけばOK。
このようにキーワードをつなげて音読するだけなら
復習するのに1ページ2分もかかりません。
膨大な地理分野でも1時間強で復習できてしまいます。
3日ほどで1回転できるのでこれを最低10回転くらいさせてください。
10回転目には余裕で答えることができると思います。
自信が持てるようになったページは10回転させなくとも
赤い下敷きを載せて穴埋め箇所を口頭で解答。

ところで左ページはどうするの???という意見も多いと思いますが、
大半が右ページと重複しているということと、
問題形式でないまとめページを暗記するのは辛いだけなので、
右ページだけでは理解が足りないと思ったときに、
補足的に使うだけにとどめました。

この方法は穴埋めとなっていない箇所までも
キーワード音読学習により頭にインプットされてしまうので、
別の角度から問題を出されても答えられるというところが利点。

・農業⇒ゴルフ場⇒使う⇒農薬⇒リンや窒素⇒藻が繁殖⇒水質が悪化⇒(富栄養化)⇒問題 
 
ここでは(富栄養化)が問われていますが、
たとえ(リンや窒素)の部分が穴埋めとなっていても
解答できるようになっているでしょう。

何度も何度も音読させて、短期間で1冊を復習することを何十回も繰り返す!

現在、我が子はようやく地理分野の1回転目が終わり、
高速復習モード突入中です。
とにかく社会の学習法はこれに尽きます。
メモチェが完璧に終わったら、他の問題集で同じように演習を繰り返す、
過去問でもいいですけど、過去問の分量くらいはすぐに終わってしまいますね。
うちの予定ではメモチェ、第1~3志望校の過去問、
そのほかの問題集1~2冊をこの方法で回す予定です。
そのほかの問題集まで手が回ればいいのですが…。