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中学受験をする訳

小学校の6年間、中学校の3年間で学ぶことって本当に少ない。
小学校では6年間かかってようやく
小数・分数の掛け算割り算が終わる程度。

中学校でも、公立では検定教科書を使う以上
習う英単語の数は三年間で1500語弱。

それに引き換え、大学入試で必要な英単語の数は約6000~8000語以上。
つまり差し引き4500~6000語を高校の3年間で詰め込まなきゃいけない。
数学も同じ。中学3年間で学ぶ内容量は
高校1年で学ぶ数1Aの内容よりも少ない。

高校は義務教育ではないとはいえ、
これでは高校生になってからの負担があまりにも大きすぎます。
英単語数だけで比べられるものではありませんが、
単純に中学3年間の3倍もの量の英単語を
高校3年間では詰め込まなければいけません。
数学も同じ。
たった3年間ではたいていの子は数1A、数2Bだけで限界でしょう。

そこで中高一貫校では
学ぶことの少ない中学3年間の範囲を
1~2年生の間に全部終わらせて
4~5年がかりで高校範囲をマスターさせようというのです。
中高一貫校が先取り学習をさせているというよりは
歪んだカリキュラムを正常化させてるだけなのです。

公立中学でも自分で先取り学習を
させればいいだけなのでしょうが、
学校の授業が丸々無駄になってしまうのはもったいないです。
公立の中学校では授業が成立していない学校もあるでしょうし。
かといって、授業中に市販の参考書を開いて
内職でもしようものなら、内申書はガタ落ち。
内申書という人質取られてる以上、無茶はできません。

学習指導要領によると、中学3年間で
英語は420時間、数学は385時間の授業があるようです。
この時間を無駄に過ごすことになるのは
本当にもったいないと思います。

高校受験に挑もうとすると
高校3年間で時間が足りないと嘆くことになる。
これを防ぐためには中高一貫校に入るのが最良の道かと思います。

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