個別指導塾に通う甥っ子の話

遠く離れた京都に住む甥っ子が
1年後に高校受験を控えています。

現在通っている塾は個別指導塾。
一人の学生アルバイト先生が
二人の生徒をみる典型的なタイプ。
ほぼ毎日塾に通って、帰宅は午後10時。
それでも、成績が上がらないばかりか
下落している有り様。

かわいい甥っ子のことですし、
いろいろ聞いてみたところ、
そりゃ、成績上がるわけないなと。

まず、使っているテキストは塾専用教材で、
子どもには解答を配布していません。
塾で授業のある日に、先生がマル付け。
そして、間違ったところを説明するだけの授業。
たとえば、数学の授業が週1回月曜日にあるとすると、
火曜日から日曜日までに解いた問題は
答え合わせをしないまま月曜日に持って行きます。
そこで、はじめて答え合わせですが、
3日、4日前にやった問題で
間違いを指摘されてもピンと来るはずがありません。

問題をある程度まとめて解いたらすぐに答え合わせをして
間違えたところの解説を納得するまで読んだあとに
その日のうちに改めて問題を解く。
そして、その翌日には必ずまた解き直し。
不正解ならば、また翌日に同じことの繰り返しをさせる。
数学では、このサイクルは絶対に必要。

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甥っ子の通ってる塾のやり方では
解きっぱなしで、わからないところは放置となることが確実です。
意味あるんですかね?
それに、アルバイトの先生ですから
当たりはずれも当然あるでしょう。

昔、学生の頃、私も少人数塾の
講師のアルバイトをしたことあります。
面接のとき、一応、試験をやらされましたが、
そんな大学知らんぞってとこの学生も含めて
面接に来た全員が採用という始末。
個別指導塾なんてなおさら
先生の確保の仕方はルーズだと思います。

だって、子どもたちから奪った解説をもとに
解き方を教えてあげればいいだけですから楽勝ですもん。
詳しい解説付きの問題集が1冊あれば、
こんな先生いりません。

これが当たり前だと思ってしまっている子どもたちは
おかしいとは思いませんし、
親も子どもの成績が少しでも
上がっていれば満足してくれます。
そりゃ、大量の宿題出してるんですから
宿題さえこなしていれば、
成績は多少上がります。
成績が上がらないときは
集中力がないだの、
宿題を忘れることがあるだの
子どものせいにするだけですから余裕です。

間違った勉強をやってくれている塾があるおかげで
数カ月で偏差値20近く上げることも可能なんですけど、
自分の身内にこういう例があるとやはり考えさせられます。

個別指導の塾に通わせている親御さんは
お子さんの塾が、
使っているテキストの解説・解答を没収しているかどうかを
確かめた方がいいと思いますよ。
塾が、解答を没収するのは、
子どもが解説丸写しで宿題をするのを防ぐためではなく、
先生が手抜きをするため。
もしくは、適当な学生アルバイトを簡単に先生に仕立てあげられるから。
と言ったところでしょうか…。

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by 38karano | 2015-02-11 16:09 | 勉強法