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最近、中学受験で書くことも
あまりなくなってしまったのと、
このブログがかなりお堅い、
威圧感のある、面白くもないブログだったこともあって
心機一転引っ越しすることにしました。

移転先では、数学と英語の勉強中心に書いていきます
まずは英数を徹底的に先取りして固めます。

NewTreasureと体系数学を極める 
~偏差値38からの受験 中学生活編~

興味のある方はこれからはこちらをよろしくお願いします。

今までありがとうございました。

算数で苦しんでいる子って結構多いと思います。
また、算数を得意としている子も多いです。
算数ほど得手不得手が両極端に分かれている科目はないですよね。
これは算数という科目の誤解からくるものだと思います。

計算力は実際に計算問題を解くことで養われます。
毎日、コツコツと積み上げていくしかありません。

文章問題や図形問題もこれと同じと思っていませんか?
文章問題や図形問題は計算と違って単なる知識問題です。
解き方を知っているか?知らないか?それだけです。

もちろん、一を聞いて十を知るのことわざ通り、
ほんの数問の知識を与えただけで
どんどん類題が解けるようになる子がいたり、
五を聞いて、ようやく十が解けるようになる子がいるといった
個人差はありますが、
単に知識の積み重ねで解けるようになるのは間違いないです。

にもかかわらず、算数をひたすら問題を解くことで
勉強しようとする子どもの多いこと。
いい子ちゃんばかりなのでしょうね。
問題を解く前に解答を見るのはいけない気がするのでしょう。
これでは時間ばかりかかって6年生から
受験勉強開始した場合、
時間切れになるのは目に見えてます。

和田秀樹さんに感化されたわけではありませんが、
算数は暗記です。少なくとも偏差値60未満の学校は
暗記だけで十分乗り切れます。
60以上の学校は暗記+実戦練習が必要ということであって
暗記が必要なのは疑いのないところ。

では、具体的にどうやって暗記するのかということですが、
まずは、予習シリーズ算数5年上下をひたすら読みましょう。
必修例題と応用例題だけで構いません。
最初から普通に読書するように読んでいきます。
予習シリーズの解説だけで分かりにくいのであれば、
無料で予習シリーズ算数の例題を解説してくれているサイト
がありますので、そちらをご利用ください。

ある程度の理解が必要なので
1回目は少し時間がかかると思います。
とはいえ、自分で解くわけではないので
3日から1週間で1冊読み終わると思います。
読み終わったら、また最初から読み始めます。
音読した方がいいですね。
今度は1日で読み終わるでしょう。
こうして、1冊を最初から最後まで読書し続ける。
これを20回くらい繰り返してみましょう。
もちろん、必修例題で、絶対100%解けるよと判断できた
問題は問題にskip印をつけて飛ばしてしまって構いません。
20回といっても、最初の1回も含めて1カ月かかりません。
その問題集読みを終えたころには
例題の問題はもう8~9割解けるようになっているのではないでしょうか?

問題文を読んで、解法が浮かんでくるかどうか
試してみましょう。実際に紙に書いてみてもいいです。
そうして、解けなかった問題だけをチェックし
再度、重点的に読み込みを始めましょう。
そうして、例題を100%できるように仕上げたら
基本問題、練習問題にどんどんチャレンジしてください。
実際に解いてもかまいませんし、
時間がかかるようであれば、
解かずに読み込む方法でも構いません。

数学のできる子と、できない子の差
それは、解法のパターンを多く知っているか知らないかの差です。
うちの子の場合、8カ月という短い時間では、
一通りの解法パターンを身に着けるのがやっとでしたが
それでも、最終的には算数が得意科目となり、
本番でも国語の穴を埋めるほどにまで成長していました。

そうして、予習シリーズの上下が100%マスターできれば、
基本レベル終了です。
ゲームで言えば、コマンドをすべて覚えた状態。
将棋で言えば、駒の動かし方、最低限の定石を覚えた状態。

ここからがレベル上げです。
算数は、かけた時間に比例して成績が上がるといわれています。
1冊終えるごとに偏差値が5~10上がっていくイメージでしょうか。
もちろん、1冊を完璧に仕上げる必要があります。
正答率が95%以上にならない限りは1冊を何十回でもくり返して下さい。

予習シリーズ5年上下の次は予習シリーズ6年上、
プラスワン問題集へとつないでいきます。
この時点で1年くらいかかるでしょうか。
その代り、四谷や日能研での
算数科目別偏差値は60を軽く超えていると思います。
あとは試験まで時間があれば、さらに1冊増やして偏差値65。
さらに増やして70といったところでしょうか。

とにかく算数は
・スタート時期を早く。
・1冊を完璧に仕上げる
・解かずに読むことがメイン
これに尽きます。

算数は頭の良さ、向き不向きでは決してなく、
どれだけ問題の解答パターンに体が慣れているのか
それだけです。

時間のかかる算数は早めに仕上げて
直前期には理社に全力投球しましょう。


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# by 38karano | 2015-03-15 10:57 | 勉強法
小学校の6年間、中学校の3年間で学ぶことって本当に少ない。
小学校では6年間かかってようやく
小数・分数の掛け算割り算が終わる程度。

中学校でも、公立では検定教科書を使う以上
習う英単語の数は三年間で1500語弱。

それに引き換え、大学入試で必要な英単語の数は約6000~8000語以上。
つまり差し引き4500~6000語を高校の3年間で詰め込まなきゃいけない。
数学も同じ。中学3年間で学ぶ内容量は
高校1年で学ぶ数1Aの内容よりも少ない。

高校は義務教育ではないとはいえ、
これでは高校生になってからの負担があまりにも大きすぎます。
英単語数だけで比べられるものではありませんが、
単純に中学3年間の3倍もの量の英単語を
高校3年間では詰め込まなければいけません。
数学も同じ。
たった3年間ではたいていの子は数1A、数2Bだけで限界でしょう。

そこで中高一貫校では
学ぶことの少ない中学3年間の範囲を
1~2年生の間に全部終わらせて
4~5年がかりで高校範囲をマスターさせようというのです。
中高一貫校が先取り学習をさせているというよりは
歪んだカリキュラムを正常化させてるだけなのです。

公立中学でも自分で先取り学習を
させればいいだけなのでしょうが、
学校の授業が丸々無駄になってしまうのはもったいないです。
公立の中学校では授業が成立していない学校もあるでしょうし。
かといって、授業中に市販の参考書を開いて
内職でもしようものなら、内申書はガタ落ち。
内申書という人質取られてる以上、無茶はできません。

学習指導要領によると、中学3年間で
英語は420時間、数学は385時間の授業があるようです。
この時間を無駄に過ごすことになるのは
本当にもったいないと思います。

高校受験に挑もうとすると
高校3年間で時間が足りないと嘆くことになる。
これを防ぐためには中高一貫校に入るのが最良の道かと思います。

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